「病気じゃないんだから」
妊娠中や出産後に、こんな言葉を言われたことのある方、意外と多いと思います。
きっと、本人は何気なく言っている言葉だと思うんです。
私も何回か言われました。
それも、旦那、実父、義父、にです。
なんということでしょう…。
誰一人、悪気があって言った言葉でないことは分かっています。
言ったほうは、言ったことすら忘れてると思いますw
それくらい何気ない言葉なんです。
ただ、いつ終わるか分からないつわりで苦しんでいるとき、24時間止まらない吐き気と戦っているとき、聞きたい言葉でしょうか?
産後、自分の体も回復していないのに、赤ちゃんが泣いたらあやして、睡眠もロクに取れずに万年睡眠不足、そんなときに言われたい言葉でしょうか?
言われたときに真っ先に思ったことは、病気のほうがいいよ!です。
治療法がある病気、薬で治る病気、それなら治るし、終わりが見える。
でも、つわりは終わりは見えないし薬も使えない、産後の睡眠不足は薬なんかじゃどうにもならない。
そこまで考えて発言なんてしていないのは分かっていますが、「病気じゃないんだから」なんて軽く言われるのは本当に腹が立ちます。
そして、執念深くいつまでも覚えているものですw
経験していなかったら絶対に分からない苦しみです。
特に男性はこういうことを言いやすい傾向があるのかなと思いました。
子持ちの女性が言ってきたとしたら、それは完全に悪意を感じます…。
「病気じゃないんだから」の後に続く言葉をぜひとも問いただしたいものです。
病気じゃないからツライよね、なんて言葉が続くのなら、あー分かってくれてると思うかもしれませんが、そんなのは夢物語です。
病気じゃないんだからなんとかなるでしょ、って言いたいんだよね?!と、問いただしたくなります。
敢えてその話題をしたことはありませんが、妊娠、出産のときの出来事や言葉はよく覚えているというのは本当です。
他にも、けっこう些細なことだけど嫌だったことなんかも覚えていますw
それを蒸し返してどうこうする訳ではありませんが、今まさにつわり真っ最中の妊婦さんの旦那さん!産後で家事も何もできていない新米ママの旦那さん!よく知っておいてもらいたくて書いてみました。
「病気じゃないんだから」
これ、絶対に言ってはいけないワードのひとつだと思います。
万が一、何も考えずにうっかり言ってしまったら!!!
「でも病気じゃないんだから逆に大変だよね、薬も使えないもんね」と、とりあえずフォローして、あとは行動で示しましょう。
自分じゃなくて、周りの人が言ったところに遭遇してしまったら、同じようにフォローして、奥さんを守りましょう。
プレパパ、新米パパさん達は、この辺もよく覚えておいてもらうといいと思いますよ!