分娩台に移動して、まだ陣痛に苦しんでいました。
どうやら、吸引分娩の器具を入れるので、割けないように先に切開するということらしいです。
もうこの辺はされるがままなので、なんとなく説明は聞いていたけど、それどころじゃないんで、やっぱりお任せコースｗ
もう何がなんだか分からないけど、痛かった記憶はある…。
普段は痛みに強いほうというか、病院とかでも痛いの我慢できるほうなんだけど、出産のときは何度か「痛い！！」と叫んだ記憶があります。
分娩台に移動する前に、尿道カテーテルなるものを入れられたときと、この 会陰切開のときは叫びましたｗ
どちらも痛かったけど、痛みは違う種類だった気がします。
あんまり覚えてませんｗ
さて、ようやく吸引分娩の準備ができたようで、いざ出産！
先生は院長ともう一人の先生の二人がかりでした。
吸引されながら先生がお腹の上に乗って、渾身の力で押し出す！という感じです。
…見えてないので、感覚だけど。
それはもう、今まで受けたことのないような力ですよ…。
陣痛と同時にいきんで！！て言われるので、こっちも頑張る。
でも、なかなか出てこない。
陣痛がきてないときはいきんじゃダメ！と言われるので、こっちも頑張ってるつもり。
でも、まだ出てこない。
どうやら、へその緒が巻いてしまっているようです。
それが引っかかってなかなか出てこれないんだとか。
いきむタイミングは、はい、いきんで！て言われるので、それに合わせて頑張る…。
ひーひーふー、って言うのはやらないんですね。
タイミングとしては、ひーひーふーではなかった気がするけど。
よくある旦那さんが手を握りながら一緒に、ひーひーふー！ていう光景に似たものが繰り広げられるのかと思っていたけど、現実はまったく違いました。
こっちはどうなってるのか見えないからまだいいけど、吸引されててお腹に乗られてて、そんな光景を見ていた旦那のほうが修羅場だったのではないでしょうか…。
ある意味、よく耐えられたなと思います。
何度目かのトライで、頭が見えてきた！と言われました！
あと少し！！
陣痛に合わせていきむことを繰り返す！
出てきたよ！！
もう少し頑張って！！
と言われた気がする。
次の瞬間、出てきた！！！
……直後、血しぶきが飛んでくる。
何事？！！！！！
首に絡まってたらしいへその緒を瞬時に切ってくれたそうなので、その血しぶきだったようです。
分娩台の天井にまで血が……。
こうして、陣痛から半日以上かかって出てきてくれました。
しかし、元気な男の子です！とかもなく、何やら隣でバタバタ、何か治療のようなことをされている我が子。
状況が分からず、見つめることしかできませんでした。
