陣痛開始から半日経っても出てこないので、陣痛促進剤を使うことになりました。
産院によっては帝王切開になってもおかしくない状態だったようですが、先生が、なるべく帝王切開は避けたいからと陣痛促進剤の提案をしてくれたようです。
ひたすら痛いので、この辺の説明は主に旦那が受けてくれて、私は、とにかくなんでもいいからこの子を無事に外の世界に出してあげたい!と思うだけでした。
朝食はほんーの少し口に入れただけ、水もほとんど飲めていない状態でした。
ただ、この時に本当に役に立ったのが、ペットボトルストロー!
入院する前までは、あってもなくてもいいものかなー、なんて思っていたけど、これはあって良かった!
これから出産を控えている人は、これは持っていったほうがいいです!
しかし、陣痛促進剤を使った後は、一滴も水を飲んではいけなかった…。
その前に言って欲しかった…。
喉乾いてるのに、ここから出産が終わるまでの数時間、何も飲めませんでした。
促進剤を使ったからといって、すぐに産まれる訳ではなく、そこからまた何時間か苦しみます。
産みの苦しみってやつー…。
旦那もずっとついていてくれて、何もできなくてかわいそうでした。
ホント感謝しかない。
そこからまた数時間、この辺の記憶は今となっては曖昧ですw
とにかく痛かったのは覚えてるけど、どんな痛みだったのかなんて覚えていません!
どうやら我が子は、へその緒が絡まってしまって、なかなか出てこれないらしい。
そこで先生から、吸引分娩を提案されました。
吸引分娩ってなんですかね?なんて聞いてる余裕はなく、全てお任せコース。
冷静に考えれば、器具を入れて赤ちゃんの頭を吸い出すやつです。
途中でトイレに行かされましたが、立つのも歩くのもやっと…。
フラフラしてた気がします。
それ以外はベッドの上にいたけど、横になっても座っても何しても痛いし、いきみ逃しって何?という感じでした。
旦那が立ち合い出産を希望してくれたけど、こう苦しいと、見てるのがつらくなる旦那さんもいるのでは…。
うちの旦那は妊娠が分かった時くらいからタバコをやめて、そこから完全に吸っていないので気にならなかったけど、タバコを吸う旦那さんは、立ち合い出産のときは吸わないでください。
ニオイが本当にキツイから!
タバコ吸わないけど、コーヒー飲む人で、私はコーヒーが好きじゃないから、飲んで帰ってきたと思われるときはキツかった…。
これはいまだに話してないけどw
結局、吸引分娩をすることになったので、分娩台に移動しました。
自力で移動したけど、なかなかツラかった…。
先生たちも少し粘ったようだけど、やっぱり出てこないので、吸引分娩の準備が始められました。
個人病院で入院している人は少なかったし、他に分娩になる人もいなかったみたいで、先生も助産師さんも万全の体勢でしたw
そして、いよいよ出産!!
最後の戦いがここから始まります。